友達

きのう読んだ本で
「友達はメロン。100は試さなくちゃ」という詩がある。
誰でも彼でも友達になれる訳ではない…ってことを
示唆しているんだろうけど。


確かに100…いや、もっと多くの出会いの中で
「友達」と呼べる存在は少ない。
実際、自分自身も計りにかけられているので
相互間で「友達」と公言できるのは
僅かであるのも当然かもしれない。


この歳になって
「魅力的な人」っていうのは
培ってきた生き方、価値観がものを言うことがわかった。


昔、「ベイシティ・ローラーズ」の熱狂的ファンだった時
ヴォーカリストレスリーと友達になれたら…なんて
真剣に思っていた。
レスリーが、「ベイシティ・ローラーズ」から
「イーゴトリップ」に移っても「おっかけ」して
やっとメンバーの一人に出会えた。


長い列サインを待って、やっと自分の番に…。
「名前は?」と聞かれ興奮して、
「あ…ケイコです。」
何度も聞き返されて
「あの…ケイコ」
サインしてもらったノートに


「DEAR(親愛なる) ANOKEI(アノケイ)」と書かれてあった。


「アノケイ」ってどの系なんだって話しですが…。


今はカッコでもなく、何かできるでもない
ただ「誠実さ」だけが友達の条件じゃないかな。
自分も「誠実」になることを目指している。