オリジナルの意味

過去の話しはまたいつか。
今は「ゴスペル弾き語りシンガー」として
一歩づつ精進していきたいと思っています。
ところで、
自作がなくて「オリジナルなものを」って
「矛盾している」と感じられるかもしれないので
少し弁明させてください。


ゴスペルを歌うのは「あり」だけど
なぜ「カバー」を歌うのか…著作権も発生するし…。


ゴスペルを初めて聴かれる人には
とっつきにくい方もおられるでしょう。
「カバー」される曲はヒットした曲ですし、
多くの方に愛されている曲です。
その曲で懐かしく思われたり、心を開いてくださるなら
歌う価値があると思うのです。
いえ、歌わせていただきたいのです。
もちろん、ゴスペルを聴いて頂きたいために歌うのです。


とにかく
作曲、作詞をすることが「オリジナリティがある」とは
言えないと思っているのです。


確かに、
ビリージョエル、カーペンターズ
井上揚水さんやさだまさしさん…のように
素晴らしい曲が書ければ問題はないのですが、
今、私が作った曲を出しても
独りよがりな気がしてならないのです。
カバーしたくなるような曲が書けるまで…
(いつになるかわかりませんが、これが基準です)
今までのスタイルを続けたいと思っています。


私の「ウリ」は、
音域の広さ、声量の大きさ、多種の発声ですが
なんと言っても、独特なもの、独創的な…
真似できない世界観を持つことが
「オリジナル」だと思っています。


私の「生」を聴いて下さった方が
「初めて聴いた」とおっしゃってくださいますが、
それをこれからもっと目指していきたいと思っています。


だから、間違っても、人のフンドシで
相撲とっている訳ではないです。