愛の灯火

最近、残虐な事件が続いている。
こどもを虐待して死なせる…という。
「殺す」くらいなら、なぜ産んだのか、と
こどものいない私のような者は怒りすら感じる。


「教育」がどうであるか、将来に繋がることだと。
受けたものが人に影響を及ぼすことは多いし、
受けていないものを、人に流すことはできない。


たとえば「愛」。
「愛」を受けてないなら、人を愛することはできない。
まさに聖書にあるように
「自分を愛するように人を愛しなさい」という的確な言葉がある。


「愛される」ことが「愛する」伝道力になるのだ。
虐待を受け続けていている子は、将来どうなるか…。


ところで、ヘレン・ケラーの先生はご存知だと思いますが
このサリバン先生こそ、
親にも見捨てられ、施設で育ち、
あまりの「おてんば」に手を焼かせていた張本人だった。


サリバン先生のイメージは「メガネ」があると思うが、
実は失明しかかっていて、外にでる時は
必ずメガネをしなければならなかった。


彼女がどこまでもヘレン・ケラーを愛せたのは
諦めなかったのは、自分自身が施設の中で
名もない人の愛を思う存分受けていた。
彼女が、「同じように私は諦めない」と
心に誓ってヘレン・ケラーと出会ったと言われる。


「愛」はろうそくの火のようで
誰かが火を点けなければ、続かない。
そして広がっていく…。


マッチ1本火事の元?!