夫婦

先日、「アンビリバボー」で
ご主人が目の不自由になった奥さんのために芝桜を庭一面に植えた
夫婦の愛の奇跡を放映していた。
とても感動的な話だったが「奇跡」として取り上げるのだから
いかに世の愛、夫婦愛が冷えているか…ってことかもしれない。


熟年離婚」が流行り、
50年、60年、70年、人生を共にしてきた夫婦が
突然別れてしまうのは、今や不思議ではなくなった。
「別れ屋」なる商売もあるようで
ここまで「夫婦愛」が冷めたか…そんな中での「芝桜」。
感動します…やっぱり「奇跡」ですか。
ほとんどの場合、
「犠牲になって、馬車馬のように、あなたの為に働かされた」
と思う方から「離婚」の話しが出てくる。
「愛」からじゃなかったのか…。
いや、初めは「愛だった」けど、いつのまにか…かもしれない。


人間関係は、変わっていくけど、
結婚はコロコロ配偶者を変えるわけにはいかない。
お互いに成長はするものの、
価値観や求めているものが変わってしまうと
足並みを揃えることができなくなる。


私は主人と出会い、とても足並みが揃うどころか、
初っ端からケンカした。
なんせ初めてのデートで映画を見に行ったら、
主人はイビキかいて寝ている。
手にしたアンケートに「よかった」…「○」って!?
***寝てどうやって見てたの????
その後、知り合いのコンサートに行ったら
前に座っている女性が「香坂みゆきに似てる」とか。
休憩中、その人をフラフラ見に行って
「間違いない!!」と頬を紅潮させて…。
***ここはピアノ・コンサート聴きに来たんじゃないか!!


主人も主人で、「短気な人でない人」が
理想で祈っていたようですが
「生まれて初めて、こんな短気な人とあった!」
そんな私と結婚し、まぁ、主人自身の「短気」が治ったのは、
まさに私の「短気」に教育されてのこと。


でも、今はお互い成長して「仲良く」暮らしています。
これこそ、神の奇跡と思ってます。