痘痕(あばた)も笑窪(えくぼ)

結婚の話しをするなら、
「恋愛」か「お見合い」かっていう話し。
私の場合、「お見合い」に近いかも。
以前にも話しましたが
主人の父に見染められたから。


主人の父が「お証し」と言って話しをしに
私の教会に来られた。
その当時、若きギャルたちが教会でぴちぴち跳ねていたが
その中で私を義父が選んだ理由は…


「丈夫そうで長持ちしそうだ」
「いちばん…生きが良かった」
まぁ、魚の干物のような選び方で私に白羽の矢が発った。


それで主人と初めて会った日に大喧嘩という訳で。
でもそのお陰で、感情や勢いで結婚したのではなく、
1週間という冷却期間…お互いに祈る期間が与えられたのだった。


私は、「神様の御心だったら、『好き』になれるように」と祈りました。
好きでない人と神様の御心であっても結婚する気はなかったし、
「この人じゃないかも」という思いが変えられるなら
唯一はっきりした答えになると思ったわけです。


そして祈り続け1週間後、
私が浜松に行って会い、なんと好きになったんです。


今まで、カッコいい人も、素晴らしい人、
能力のある人、魅力的な人、学歴のある人…いろいろな出会いの中で
主人だけが
「おれは誇れるものは何もない。」と言ったこと
そして何もない割には臆することもなく、
受け入れて飾らない姿に魅かれた訳です。


「謙遜」と思っていたけど、「事実」でしたが…。


彼の名誉のために言いますが、「できない」と言っても
私よりできることがいっぱいあります。
特に彼の寛容な愛は、
私の心も身(体)も丸くさせてしまったくらい〜♪