「愛」(1)

「人がその友のために命を捨てるという、
これよりも大きな愛はだれも持っていません。」
聖書の中の言葉。


「愛」を定義するところが聖書にある。


「愛は寛容であり、愛は親切です。
また人を妬みません。愛は自慢せず、高慢になりません。
礼儀に反することをせず、自分の利益を求めず
怒らず、人のした悪を思わず、
不正を喜ばずに真理を喜びます。」


そして次の文が後に続く。
「すべてを我慢し、すべてを信じ、すべてを期待し
すべてを耐え忍びます」


なかなか人はここまでの愛は持ち合わせていません。
あんなに愛を誓ったのに、
「性格の不一致」とか言って簡単に切り捨てられるし、
驚くべき、「成田離婚」なんていう言葉も流行ったほどです。
実は私も新婚旅行のショッピングで私が時間かけ過ぎて
大喧嘩した口ですから、人のこと言えません。
なんと言っても
「すべて我慢できず、人のした悪を忘れられません。」
これが現状ですから。


ところで
先日まで「薔薇のない花屋」というドラマが再放送され、
主人が録画してくれたので
何気に途中から見て、すっかりハマってしまった。
香取さん演じる花屋さんが、
この聖書にあるような「愛」を人々に与え、
周りを変えていく姿は、まさに「本物の愛」!!
…とは言っても、ドラマの中ですが。
最終回は感動で涙が止まらなかった…。
いや〜ほんとに「いい演技」…いえいえ、いいドラマでした。
お薦めです。


ところで、(何度も声を大にして言いますが)
イエス・キリストは実在し、
2010年という「西暦」はキリストの誕生を境としていて
おとぎ話の主人公でも、
偉人伝に載るだけの偉いヒトだけではない。


私の為に、あなたのために
信じているとか、いないとかが問題じゃなく
ただただ、
「私たち…いえ、あなた個人の罪の身代わりに
十字架に架かったことを知ったら…。
そのくらい神に愛されていることを知ったら。」
…どうでしょう。


「祈りの手」という絵をご存じですか?
ゴツゴツの手が合掌している、
アルブレヒト・デューラーという画家の絵です。
長くなりそうなので、あす、この絵の由来、
実話をお話しましょう。