生まれる詩

私たちの結婚式も、父の葬儀の時にも歌った
「いつくしみ深き」。
二度も大きな苦しみを乗り越えて
生まれた詩だったんですね。


ところで、苦しみの中から
詩が生まれるケースは珍しくないようです。
あと「好きで、好きでたまんない」ようなものも
名曲の中には多いですし…。
まさにオペラとか…演歌も!?
エリーゼのために」など詩がない曲もあります。


ようは、平平凡凡で
ボーっとしているところには
なかなか生まれにくいのかもしれない。
「気持ち」が言葉になり詩になるのだから
感情が大切なのは当然…といえば当然。


私自身、
そういえば最近怒ることはあっても
「恋する」ことも、とりたてて「苦しむ」こともない。
「腹を立てた」曲なんて、あまり聴いたことないし。


でも、ちょうど先週の金曜日、
ひとつの悲しいできごとがあった。
うちの犬、「アンディ」が行方不明になった。


首輪が取れたのでもなく、フックが壊れたのでもない。
堅いフックを何者かが外したのだ。
たった朝の約2時間(8時15分〜10時30分)
の間に忽然と消えた。
雑種でなんの取り柄もない年老いた犬だから
「いたずら」か「いやがらせ」。


苦しみもだえるほどではないが、
「今頃どうしているだろう」と心は痛む。
すると自然にアンディとの思い出が
言葉になって…うぅっ。。。


「迷子の迷子のアンディちゃん〜♪」
…ただの替え歌じゃん!?


「帰って来いよ〜♪帰って来いよ〜♪帰って…来いよ〜♪」
…パクリじゃん!?


…ふざけている場合ではありませんね。
それにしても…警察にも、保健所にも届けました。


<尋ね犬>*懸賞金はありません。
特徴
1.立派な雑種
2.右前足がハイソックスを履いたように白い
3.首輪は青
4.おす
5.毛は顔が黒、全体が茶と黒
6.「べそ」のような「ハの字」の眉毛がある(黒)

もし見かけたら教えてください
090−3095−1480です。
よろしくお願いします。