腰パン騒動(2)

ユニホームは「心をひとつにする」という目的がある。
ワイシャツの第一ボタンを外すくらいとか、
ズボンの丈が少し長いとかは問題ではなく、
「あれ?」とカンジさせてしまうくらいだと
ユニホームの意味がないと思う。


私が指導していて生徒たちと一緒にイベントに出る時、
衣装の色を揃えると決めたのに
違う色を入れて着てくる生徒がいたとする
さすがに大人の場合は注意できないが
生徒が子供なら
申し訳ないが「モーニング娘。」を例にとって悟らせる。
「もし、ひとりだけ他のメンバーと違う格好してたらどう思う?」
「その人だけ目立っててかっこいいかな?」
ここまで言うと自ずと子供でも理解できる。


でも、衣装を決めず
「好きでいいよ。おしゃれして来て」
目いっぱいオシャレしてくると期待しているのに
普段着だと、「なんでかな?」と思う。


ユニホームにはユニホームの意味がある。
ましてオリンピックの選手は
誰もが出れる訳ではなく、代表であり
「日本」という大きな看板を背負っているのだから。
ただ、今回甘く見てしまったら、
後輩が真似をするんじゃないかという心配で
国が何か処分を考えるのもわからないでもない。


でも、そこは大丈夫だと思いますね。
だって、それだけのことをして結果が出せなかったら
格好悪いですもの。
わざわざ自分にプレッシャーをかけることはしないでしょうから。
国母選手はきっと「メダル」を取る自信があったのでしょう。
しかし、世界は甘くなかった。
1位の選手は、大差をつけ堂々と格好よかった。
もう、国母選手を批判しなくても十分本人は感じていると思う。


次回は「本当の格好よさ」で金を狙ってほしいと
心から応援しています。
フレ〜フレ〜日本!!
フレ〜フレ〜国母!!