最後の切り札

実は、私は「切り札」を知っています。


ただ、この「切り札」は
「自分の力で」「努力だけで」「自分のやり方」で
道は開ける…あるいは「この人生で満足」と
思われる方は、この「切り札」は役に立ちません。


「リセット」したくてもできない。
「自分の力では無理」「何のために生まれてきたのか」
…もし、そう思われるなら
この「切り札」は有効です。


今まで、価値があると思っていたことが
パウロのように「ちりあくた」と思われるかもしれません。
価値がないと思われている者が
「役に立つ」…そう「赤鼻のトナカイ」さんのように、
とっても必要な存在であることに気付くはずです。


聖書の世界は、「逆説」なのです。


なんといっても、
「十字架」という処刑方法で、「救い」を達成したのですから。


石打ちの刑、ウジ虫で腐った死人と抱き合わせて殺したり、
体の右と左に動物2匹と結び、体が裂ける刑もあった。
でも、なんといっても「十字架」が長い時間苦しむ
一番最悪な処刑法だったと言えるようです。


これから、2回に渡って
この「切り札」についてお話ししたいと思います。
もし、ご自分の力ですべて解決できる方は
ご覧にならないでください。
効力がないばかりか、「神を試す」ことになってしまうからです。


私の体験を踏まえて、書きます。
そう、何度も言うようですが、
笛のテストで褒められた理由が
「よく笛を落とさないで吹けた」と言われた小心者の私が今、
「心臓に毛が生え、三つ網している」と言われるくらいになった。
それは、自分ではどうすることもできなかったことが
この「切り札」によって変えられたからです。


なぜなら、私こそが「赤鼻のトナカイ」さん。
「生きている価値がない」と思っていたのですから。