凹む

若かりし頃は、よく凹むことがあった。


今はあまり「凹まない」。
よく考えてみると「凹んだまま」状態だからかな。
そう考えると若い時は凸っていたのかも。


「褒められる」と「猿かな」のごとく木に登り…いえいえ、
もともと褒められたことがあまりなかったのでピンとこない。
まるで他人事(ひとごと)。
でも、「認められたい」という気持ちが若い時は強くあった。


今は、人からの評価で自分が「上がり下がり」するわけじゃないと
思っているので「認められたい」願望がなくなった…
全くとは言わないけど。だから
一歩前に出れなかったり、イマイチ「押し」がない。
若い時「認められたい」と思っていたころは
確かに「ガムシャラ」だった。
だから、「今」があるんだと思うけど。


雄大くんに昨日、
「有名になって、ガッポリ儲けて親孝行すればいいのに」と
帰り際に言われ、
「親のために」「人のために」という気持ちが
私には足りないのかな…と大人になった雄大くんの言葉に
考えさせられました。


か、かなり凹んでない?!


いま、「親孝行」という言葉に過剰反応してしまう。
(決して「ガッポリ儲けて」に反応したわけじゃない。)


先日も母に頼まれ「メガネ屋さん」に行った。
「ちょっと待って」と言われ、駐車場に止めた。
「時間かかるようだったら、行くとこあるけど」と答えると
「すぐ終わる」そして、車の中でなんと4時間待たされた。
さすがに切れてしまいました。


そして、「切れてしまったこと」を悪かったと思い
昨日、昼を誘った。
行く道の途中、ちいさな郵便局へ。
ポストにハガキを入れ、誰も客のいない中
90円の入金をし、わずか2,3分ので戻ってくると


「時間を大切にしなさい。こういう時間を足せば
4時間なんて大したことない。」
またその言葉で食べる前から頭にきてしまった!!

あ〜あ。。。
凹まなくなったけど、何言われても動じない生き方を
母親から訓練されているようだ。
なかなか「親孝行」どころじゃない。