一羽のすずめ

何年か前だったが、
「ジャズナビ」というとても知名度のあるサイトの
ゴスペルシンガー」のところに掲載された時、
(今も掲載して頂いておりますが)
「認められたい」という願望はないとは言え、
本当に嬉しかったのを昨日のことのように覚えている。


最近、フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』の
ゴスペルシンガーに掲載してくださった。
日本の中でどれだけの「ゴスペルシンガー」がおられるか
数えきれない中で、たった9名。
心臓に毛が生えているとは言っても、
そういう面では「削除」されてしまうのでは…と
きょうの日まで、そのことを話題にできないでいたのです。


なんせ、私を除く8名の方は、ただ有名だけではなく、
「敬虔なクリスチャン」としても知らない人はいない。
まして、メガヒット「異邦人」の「久保田早紀」さん(久米小百合さん)
とか、紅白に出場された本田路津子さんは
皆さん誰もが御存じな「超」がつくほどの有名人である。


ですから、私の名が「削除」されてしまうのでは…
と私が思うのは自然だと思います。


私の好きな賛美で「一羽のすずめ」があります。
「すずめ」は「小さい」ことを強調するような例え。
「すずめの宴会」「すずめの涙」など。
私は、いつもこの曲を歌う度に「自分」を思っていました。


私のような者によく目を注いでくださった…いえ、
気付いてくださったことは「奇跡」ですし、
「神様のあわれみ」を感じるのです。


ちなみに「一羽」って「オマケ」の一羽なんです。
聖書(マタイ10:29)で、2羽1アサリオンで売られている。
聖書の別の個所(ルカ12:6)で、
5羽2アサリオンで売られている。
そう、「1羽オマケ」そんな存在のすずめさえも
神の目が注がれている。


ありがたいことです。
これからも応援してくださっている方々に感謝して
心を込めて歌います。