2:6:2の法則?!

ある日、電話で友人が突然切り出した。
「2:6:2の法則って知ってる?」
「ううん、知らない」


知り合いや友人など周りに取り巻いている人を「10」として
「2割の人は味方、6割はどちらとも言えない、後の2割は敵」
ということらしい。
なので、どんなに「敵」を排除しても、
必ず、2割新しい「敵」を産みだす…と。


私は今、どの「輪」に行っても
不思議に人間関係に恵まれていて
私の周りには、「全く」と言っていいくらい
人間関係に悩むような人がいない。
そう、「2割」の敵は身近にいない。
(身近でないところではいると思うが。)
一時は、「人間不信」になるくらいの時もあった。
そこから比べれば、「天国」のようだ。


少し、話しが違うのかと、
「2:4:2」の法則を調べてみた。
そうしたら、会社の中で、どんなに人事を極めても
「2割が懸命に働き、6割がソコソコ働き、2割が遊んでいる」
「蟻の実験」で働かない蟻を10匹おいて観察すると
「2:4:2」の法則になったらしい。
また、働く蟻ばかり集めても、2割はさぼるようになるらしい。


だから、「排除しても無駄だ」って話しだろう。
会社などは、そうかもしれない。
サラブレッドばかりでも
同じ考えを持った人ばかりでも
進展がなくなるだろうから、活性化させるためにも
いろいろな意見を持った人を導入することが大切かもしれない。


でも、「自分の人生」となれば、誰も責任は取ってくれない。


「私の人生返して」って言えないではないですか。
私は…、
それはそこまで我慢する必要があるのか、
そこまで固執するのは「欲」に囚われてないかって自問自答して、
悩んでシワを作るよりは、
新しい一歩を踏み出す方を選んでいます。
お陰様で「悩みなし」と言われる所以です。
実際、「無駄な苦しみ」は受けてない気がします。


「回避できない」場合は訓練として受け、
「避けられる」言葉が悪いが、遠ざけることができるなら
わざわざ身近において悩む必要はないと思うんだけど。
いかがなものでしょう。


マザーテレサのように
「人生すべてを与える」という覚悟ができれば、
それに越したことはないのだろうけど。