固定概念

先日、小2の生徒のAちゃんが
「あっ。ガイコツ…」と言って私のスパッツを指差した。


えっ…。よく見ると「猿の二コちゃんマーク」と思っていたが
それは柄が私の体に合わせて広がっていたから。
立てに引き伸ばすと確かに「骸骨」だった。
買う時に柄が逆で気づかなかった。
「骸骨」だとわかると、気が引けながら履いていますが。


「こうだ」と思っていたことと違うことありませんか。


こうならなければ、「幸せ」になれない。
こういう道でなければ、「夢」に辿りつかない。
私は「固定概念」を捨てることで「楽」を得ました。
でも「楽」過ぎると時々、辛い道に通されます。


LIVEが4日前に決まり、
前日まで、土か日か決まらなかった…それが理由であっても
動員できなかったことは事実です。


400名近く動員できる時もあれば動員できない時もある。
たくさん動員できた時、心の中で誇っていたかもしれません。
だから、動員できなかった時、一人の方の聴いて下さる重みを
再確認できるのです。


以前友達に言われた。
「本当に来てくれて『心から、ありがとう』が言えたら一人前。
技術がどんなによくても違うんだよ」
その言葉が今も耳に残っている。
その時は、いつも同じ顔ぶれのファンが来てくれていた。
おかげで、俄然、レパートリーが増えたわけで。


本当に大切な人、こと、ものは
自分の凝り固まった考えで見えなくなる時もある。
「努力」するべきところは「努力」しないと。


棚の<真下>に口つけてないと牡丹餅たべれない…。