感謝します(1)

予め、これから話すことは
私の経験から得たものや、私個人の考え方なので
「真実」ではありますが「正しい」かどうかという点では
観点が違います。
ひとつの見方、考え方としていただければ、うれしいです。
ただ、完全なものは「聖書の御言葉」のみです。


人間関係で悩まない人はないと思いますし、
根本、誰もが生きているなら避けられないことです。
ですから、今「悩みなし」とか「心配なし」と
おっしゃる方は、これから書くことを
お読みになっても意味がないかもしれません。
「ノウテンキ」の「ケセラセラ」の私ですが
悩む者だからこそ、「体験談」としてお話できる訳で…。


前置きが長くなりました。本題に入ります。


聖書に
「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。
すべてのことについて感謝しなさい」とあります。


正直、随分難しいことです。
まぁ、簡単にできないからこそ書いてあるので…。
しかも聖書で語られることは、実際に行わないなら
「大あたりの宝くじ券」を手にしているだけの話し。
これを現金に変える…そう実行した体験談をお話しましょう。


あれは、学校卒業してまもなく
K社に音楽講師として働き始め1年も過ぎたころだったと思います。
私はまだクリスチャンではなかったのですが
一冊の本と出会いました。
マリーン・キャロザースの「賛美の力」という本でした。
「とてもいいよ。」と貸してもらい
「すべてのことについて感謝しなさい」という
「神に感謝」することで多くの奇跡を体験した話に
好奇心バリバリの私が目覚めました。


この「すべて」というのが「くせ者」で、
ようは足を踏まれても、
頭にツバメのフンがかけられても「感謝」という意味。
ある日、本を貸してくれた彼女と出かけたとき、
公衆トイレで「感謝します」の声。
いったい誰かと思いきや、
その彼女がトイレのドアに指を挟んだらしく
痛々しく押さえながら「感謝します」。。。。


そっか〜何でも「感謝します」なんだ。
純粋というか単純な私は、
嫌なことがあると感謝するようになっていました。


そんな矢先
ある幼稚園に派遣されてました。
「浜トラ」大ブームで…歳がバレバレですが。
「ピアノの先生」として初めてお伺いした所で、
そこの園長先生は女性でとても威厳のある方でした。
私の赤のハイソックスをご覧になって
「学生さん?アルバイト生ですか?」が
第一声だったのを今でもハッキリ覚えています。


その幼稚園で事件が起こったのです。


あしたに続く。。。