苦あれば・・・

きのうは
ある高校の吹奏楽部で活躍している生徒さんたちに
アトラクションとして「ゴスペル」を指導することになった。
彼らは、もうすでにプロのような「ドサ回り」も経験し、
あちらこちらのチラシに「ゲスト」で出ている面々だ。


当たり前だが、中学生、小学生の雰囲気とは違う。
日ごろの先生方のご指導の賜物でしょうか
「静かにして」などの言葉は一度も使わず
つまり「話しを聞く」という体制がキッチリできていた。


「高校生」、可能性のかたまり。
切磋琢磨し合って川の石のようにぶつかり合って
丸く…そう大人になって行く。


いいな〜。
(高校生まで…そこまで図々しいことは言わないが
あと20年若かったら…。)


これから、どんな風に仕上げて行こうか…。
楽しみになった。
もちろん、いろいろな年齢層の方々にも今携わっているが
基本、「楽しんで」がないと学ぶ側も辛いでしょうから。


音楽って「楽しむこと」と昔から知っていたら
もっとのめり込んでいたかも。
いやいや、「音が苦」を体験したからこそ
今、本当に楽しめるようになったのかも。