負の力

その手紙はオーディションの時に
デビュー前のケミストリーの二人と
「アツシ」ともう一人
最後の審査の結果の話しだった。
で、合格した二人が
「ケミストリー」という名でデビュー。
落ちた「アツシ」のその時の感情を
その屈辱的な思いを自ら赤裸々に語っていた。
NHKなのにその当時の他局の番組を放映していた。
それは明暗を分ける合否の発表だった。)


そしてその手紙は、印象的な言葉で締めくくられていた。
「女の子にもてるために歌い始めたが
今は誰かのために歌いたいと思えるようになった。」
確か、このような言葉だった。


むしろ、「ケミストリー」に猪木さんが
「留まっていちゃダメだ!」とアドバイス
進化しているエグザエルの肩を持っているように聞こえた。


「負」そう、失敗や挫折は
大きな飛躍のチャンスなのかもしれない。
失敗や挫折でしか開かない扉があるかも。


聖書「試練とともに脱出の道も用意してある」