「正直」

最近、いろいろな方とお会いして思うことがあります。
魅力的に思える方は「正直」な方。
外面だけで人を好きになる若い世代とは違って…。
今まで若い人の好きになる条件は
まずは「イケメン」…そう、表面的だと思っていました。
でも、歳をとるごとに
人間性がもっともだ」と変わると。


ところが、
おととい高校生の男の子のレッスンをした時
分厚い「2011ヒット集」の本を手渡した。
彼は、1曲、1曲にコメントをつけながら
鼻歌で歌ってみて選んでいた。
突然、
「このアイドルが人気ある理由がわからない」
「え〜今、凄い人気なんでしょ。かわいいじゃない?!」
「人は外見ではありません!」


ちなみに彼の好みを聞いたら
「一緒にいて楽しいひと」。
おとなだな〜。
私はそれを感じるのは、最近ですから。


今の若い子、いえ彼だけ?!
私が同じくらいの時、
ベイシティローラーズの
メインヴォーカリストレスリー
追っかけまわしていたころでした。


いつからだろう表面ではなく
…「正直な人がいい」と
思えるようになったのは。
主人と付き合うようになってかな…。
(確かに主人は正直「イケメン」ではありません)


すべて揃っている人なんて、そうそういない。
だいたい
揃っている人は、揃っている人を選ぶわけで…。
自分を棚にあげては望めませんが…。


まぁ、「友達」は
ひとりではないので、
ハッキリ決めることでもありません。
好きになる人、友達と呼べる人は
みんな「正直」な人。
自らの弱さも受け入れている人ですね。


この不況の時代
「ほんもの思考になっている」と聞きました。
もしかしたら
そのことも時代の反映なのかな。