すべての意味

以前の話しをすると
今あるものがいかに「恵み」であることか改めて思うが、
あまり過去ばかりに捉われていると
せっかくの「恵み」が台無しになるような気がして…
「悲劇のヒロイン」ではないので。
とにかく
私が「貧しさ」に気づかなかったのは
「母のプライド」もあったかもしれないが、
それも「恵み」だったことを付け加えたい。


今じゃ、見た目もしっかり
「幸せ」「裕福観」が溢れているようで
よく「お嬢様育ち」と勘違いされるまでになりましたけど。


先日、ある主催で
チラシを作って下さったのだが
プロフィールのところの経歴が少し違っていた。
実際より、よく書いてくださったのだが
なんとなく居心地が悪い。
どうでもよいことかもしれないのですが
そのことを伝えました。
そして
「私は誇るところはイエス様だけです」
「『実力』がおありじゃないですか」
「『実力』と言ってもあと、20年くらいでしょう。
 失っても、抗議できる立場には自分はおりません」。
(もちろん、命ある限り、
 歌うことが許されている限り歌う気持ちはあります!!)


なぜ、私のような者に「賛美」という
「恵み」が与えられたか、不明ですが


「ゴスペル」が何もない「貧しさ」から生まれたように、


マリアのような名もない乙女を
エス様の母としてお選びになったように
(…ちょっとマリアと比べるとは失礼ですが。)


漁師しか取り柄のない者を弟子に選ばれたように、


とにかく、天国に行ったら教えてくれるようですので。
感謝して進むだけです。


ところで
私が「希望」に奮い立つ時は
どんな時だと思われますか。


それは「試練」にあった時を思い起こすのです。
あの試練は無意味ではない…と思うから。
反対に試練がなかったら
貧しさにも気づかないノウテンキで
与えられた「使命」に気づくこともなかったんでは…。