苦手

人は必ず「苦手」な分野がある。
少しづつ克服できることもあるし、
それが以外な事へと発展することもある。


私が以前通っていた浜松の教会に
息をのむような「書」が掲げてあった。
ゼカリヤ書
「権力によらず、能力によらず、我が霊によって」。
なんとその方は
60歳になって「字が下手」と言われ
一念発起で始め、なんと十数年で
便せんのタイトル書きまで
「書道」を教えるまでになった。


「苦手」と結構思いこんでいるだけの場合も
少なくないかもしれない。


ただ、私の「スポーツ」は苦手の極み。
ジャージーを見たら
「まるでスポーツをするみたい」
と言われるのも無理はない。


学校の「体育」の成績は5段階中
限りなく2に近い3を頂いていた。
どのくらいか…。


例えば運動会の徒競争は6人で走るが、
いつも5位かビリ。
唯一、3位だった記録が一度ある。
前の4人が重なって転び、
なんと、しかも
起き上がって来たひとりの子にまで抜かされた。
バスケをするなら
バウンドしていた筈が
いつの間にか、空で
気付いたら、私ひとり…。
バレーボールをやるなら
私がサーブの時、
味方までこっちを見る。
なぜって、
味方の後頭部にあててしまう可能性を
知っているから。


唯一、人並みは
水泳くらいだったかな。


そんな私が今、スポーツのスイッチが入った。
それは2年間「太極拳」でお世話になったからであり
1年間「カーブス」のお陰なのです。


もうリバウンドを繰り返すと
「食べ物」だけでは
痩せられない体になってしまう。


4月から、また心をリセットして
前に進みたい。