魅力

「人の魅力」というものは
面白いもので、心の成長と共に
見方が変わってくる。
若い時は
「イケメン」や「お金持ち」「名誉」に魅かれても
歳と共に「内面」に魅かれるようになる。


先日、
元生徒から結婚の報告を受けた。
小学3年から高校3年まで教えた愛弟子で
あれから、どのくらい経っただろう。
「先生、お変わりないですね」なんて
随分、大人になって驚いてしまった。
会話の中で
「私も歳なんで…」なんて言われると
私が化石になった気分になる。


美人で才女の彼女が選んだ相手は
外見ではなく
(…とは言ってもまだお会いしてませんので、
あくまでも彼女の見解ですが)
仕事で出会い
テキパキこなす仕事ぶりに
「食いっぱぐれなし」と思ったそうです。


ちなみに
「軽さがなかった」彼にまず魅かれた…
それは大切なことだと思いますね。
容姿の素晴らしいことが
第一条件であるなら
いつか歳ともに薄らいでくるでしょう。


持っているもので魅かれているなら、
それが薄らいだ時、
愛情も薄らぐのでしょうか。
「お金の切れ目は縁の切れ目」
なんて言葉もありますから…。


しかし・・・。。。
私のお腹がはるか「広辞苑」を
超えることがわかっていたら、
主人は私と結婚していたでしょうか。
ちなみに
主人の「自分は何もない」の言葉に
魅かれた私は今になってみると、よかった。
(もちろん、何もない訳ではないですけど…。)


聖書は
「人はうわべを見るが神は心を見る」とありますが
神の視点…心から見れたら
いいですね。