ご報告

実は
8月の4日、5日と被災地に行ってきました。
報告が遅れたのは、
まだ一回切りの訪問なので、
何回か行ってから…と思いましたが
先になってしまうかもしれないので
とりあえず、報告だけさせて頂きます。


被害にあった場所も案内してくださり
画像とは違う生々しさが
目の前に広がりました。
土台しかない家の跡、壊れた防波堤に
津波の恐ろしさを感じました。
半分だけ残っている校舎、
隣りの体育館は音を立てて
今にも崩れそうな爪痕が残されていました。


2日間、演奏させて頂きました。
僅かな方々でしたが
とても喜んで頂けました。
歌集を作って下さったり、
当日かき氷を提供して下さったり
同伴して下さったスタッフの方々の
支えがあってのことです。


仮設の集会場で
「懐メロ」中心、ゴスペル1曲、全16曲。
アンコール含め1時間15分という
短いコンサートでした。
今までになかった選曲というのは
キリスト教」という宗教としての
受け入れができていないばかりか、
自分のためのLIVEで訪れる演奏者がいることで
正直、受け入れ難くなっているようでした。


僅かな動員だったのは
それだけでなく、
「有名」でないことも痛感しました。
でも、
「元気出た」と固い握手を交わした時
微力でも、自分にできることはした…そう思えました。


きのう、いつもコンサートに来て頂いている方から
「感動を与えられるんだから、自信もちなさい」と
叱咤激励されました。


その方と話しながら
もっと私にできることを
微力でも続けて行こう…そう思いました。